クラスキャットとデジタルアーツは1月25日、「Red Hat Enterprise Linux」ベースのインターネットサーバ分野における販売提携を発表した。両社は、クラスキャットのLinuxサーバ管理ソフト「ClassCat Cute Server Managerシリーズ」とデジタルアーツのウェブフィルタリングソフト「i-FILTER」を組み合わせ、統合製品として提供していく。
ClassCat Cute Server Managerは、Linuxサーバの管理をウェブブラウザから行うためのソフト。DNS、メール、ウェブ、FTP、SSHなどのサーバ設定を、専門的な知識がなくても処理できるようにする。i-FILTERは、有害サイトのURLが登録されたデータベースを参照してアクセスを制限するフィルタリングソフトで、ウェブブラウザ経由の情報漏えいを防ぐ。
この販売提携により、両社はユーザーや販売パートナーに対し、安全性の高いインターネットサーバを共同提案できるようになる。販売パートナーからは、調整済みハードに両社の製品をプリインストールし、サーバアプライアンスとして提供する予定だ。