IBMは米国時間1月29日、Softek Storage Solutionsの買収で合意に達したと発表した。Softekはデータ移行技術を専門とする企業で、バージニア州に本拠を置いている。IBMは、Transparent Data Migration Facility(TDMF)に用いられている、異種プラットフォーム間および異種OS間でのデータ移行に関するSoftekの特許を引き継ぎ、自社のITインフラに組み込む予定。
同社によると、TDMFの技術により、データを参照しているアプリケーションを停止したりオフラインにしたりせずに、データを移動することが可能になるという。今回の合意でSoftekは、IBMのStorage and Data Services部門の一角であるIBM Global Technology Servicesに組み入れられる。金銭的な条件については明らかにされていない。当局の承認を経て、買収は2007年3月末に完了する予定。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ