日本IBM、1.8GHzクアッドコアPOWER5+搭載サーバ「System p 560Q」を発表

ニューズフロント

2007-02-15 18:16

 日本IBMは2月15日、クアッドコア版POWER5+プロセッサ(動作周波数1.8GHz)ベースの新型サーバ「IBM System pモデル560Q」を発表した。2月23日に出荷を開始する。税込み価格は791万1330円から。

 560Qは、プロセッサの動作周波数を1.8GHzに高速化したことで、1.5GHzのPOWER5+プロセッサを搭載している既存モデル「System pモデル560」に比べ、処理速度が約1.2倍になったという。また、クアッドコアプロセッサであるため、CPU単位で課金されるソフトライセンス費用を削減できる利点を持つ。

 日本IBMでは、「ミッドレンジサーバとしては最高クラスの性能を持つ製品で、最大16ウェイの拡張性を持つため、ウェブサーバからアプリケーションサーバまで幅広い利用が可能」としている。

 また、日本IBMは560Qの処理性能を各種ベンチマークテストで計測している。主な結果は以下の通り。

  • SPECjbb2005:25万7789bops、3万2224bops/JVM
  • LINPAK RISC SMP HPC:102.4Gフロップス
  • SPECompM2001:4万5586SPECompMpeak2001
  • Lotus NotesBench D7 R6iNotes:5万5000ユーザー(1ユーザー当たり4.90ドル)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]