日本ユニシスは2月26日、サービジスティクスアジアと共同でニコンに納入した補修部品向け在庫一元管理システム「Servigistics」の運用が同日始まったと発表した。
Servigisticsは、保守やメンテナンスといったアフターサービス業務に必要な補修部品の管理に特化したシステム。サービジスティクスアジアの親会社である米Servigisticsが開発した。
日本ユニシスとサービジスティクスアジアは、2004年に販売契約を締結し、Servigisticsの共同販売を開始した。さらに、日本ユニシスは、アフターサービス分野におけるコンサルティングサービスも展開している。
同システムを利用すると、顧客の地域、製品、各部品の故障率などの情報から、適正な在庫情報を導き出せるという。在庫の適正配置によるサービス率/即納率の向上、余剰在庫の削減といった効果が期待できる。また、ウェブベースのアプリケーションであるため、日本ユニシスは「導入および操作が容易」としている。