インターネットイニシアティブ(IIJ)は、セキュリティ機能を提供するASP型サービス「IIJセキュアMXサービス」に「メールボックスオプション」を追加。3月1日から提供を開始した。
今回のオプション追加で、企業は自社でメールスプールを持つことなく、メールシステム全体をアウトソースすることが可能になった。メールボックスを含めたゲートウェイシステムは、IIJのメール専門エンジニアが24時間体制で監視してくれるという。
基本容量は10Gバイト、1通あたり100Mバイトが上限となる。未読メールは60日間、既読メールは30日間の保存期限が設定される。接続元IPアドレスによるアクセス制限も可能だ。
また、同一企業内でドメインごとにメールシステムを構築・運用している場合や、一部ドメインで他社ISPのホスティングサービスを利用している場合など、社内外に分散したメールシステムをメールボックス機能にまとめることで、企業内メール環境を統合的に管理することができる。