日立製作所は3月7日、事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)および災害復旧計画(DRP:Disaster Recovery Plan)の策定からシステム構築、各種サポートまでの事業継続管理(BCM:Business Continuity Management)を包括的に支援するサービス「BCMソリューション」を3月8日より提供すると発表した。
BCMソリューションは、「BCMコンサルティング」「DRシステム構築支援」「防災・復旧支援」という3段階に分けてサービスを提供する。
まず、BCMコンサルティング段階で、専任コンサルタントがリスクへの対策や被災後の復旧計画などをまとめた事BCP策定や、BCM推進組織の立ち上げを支援する。続くDRシステム構築支援の段階では、DRP策定と、遠隔バックアップや二重化などの災害対策を施したDRシステム構築を行う。そして、防災・復旧支援において、防災対策支援と被災時の復旧支援といったサービスを提供する。
価格は個別見積もり。日立では、2010年までに累計500億円の販売を目指す。