マクニカネットワークスは3月30日、電子情報開示(eディスカバリー)対策ソフト「EnCase Enterprise」の販売を4月1日に開始すると発表した。
EnCase Enterpriseは、米Guidance Softwareのソフト製品。米国の民事訴訟で必要な電子情報開示に対応した製品で、企業内の電子データを適切に保存することで、訴訟などにともなう情報開示作業を支援する。
同ソフトを利用すると、組織内にあるPCのハードディスクやメモリからデータを取得し、改ざんできない状態にして保存する。消去されたり隠されたりしたファイルも、補足できる。保存したデータを解析し、レポートを作成することで、問題発生時に適切な情報開示が行えるという。
また、侵入検知システム(IDS)と連携させると、攻撃や異常を検出した時点で自動的にデータのスナップショットを取得し、証拠として残せる。