引用符でHTMLリンクを分割するなど新手法スパム登場--シマンテック調べ

吉澤亨史

2007-04-10 11:44

 シマンテックは4月9日、2007年3月の「シマンテック月例スパムレポート」を発表した。

 発表によると、2007年3月のスパム活動は過去数か月のトレンドと大きな変化は見られないものの、一部新しい兆候が現われている。画像スパムの割合は引き続き不安定で、3月末の時点でネット上の全スパムの37%を占めた。また、SMTP層における全送信メッセージ中のスパムの割合は1カ月間ほぼ安定しており、平均すると65%前後であった。

 傾向としては、フィッシングサイトのURLをカモフラージュするためにJavaScriptを活用する昔の手法が再び流行している。受信メール本文内のURLが正規のものかどうかを確認する手段のひとつに、カーソルでハイパーリンクをなぞり、ブラウザのステータスバーに表示されるURLをチェックする方法がある。しかし、JavaScriptを活用することで、ステータスバーに表示されるテキストを変えることができる。

 シマンテックではまた、新たに引用符("")によってリンクのhttpを細かく区切ったスパムメールを発見している。URLフィルタリング機能を回避するために従来からさまざまな手法があるが、これもその一例だという。また、休暇シーズンに合わせたスパム攻撃の中でも、特にレプリカ腕時計に関するスパムが増加傾向にあるとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]