日本コンピュウェアは4月17日、Java/.NETアプリケーション用のパフォーマンス監視ツールの最新版「Vantage 10」を発表した。価格は96万6000円からとする。
Vantage 10は、スクリプト化されたトランザクションと、実際のユーザーの動きを調べることで、「エンドユーザーの視点で性能品質を包括的に監視する」(日本コンピュウェア)。
新たに導入した「ビジネスインパクトメトリクス」を利用すると、処理性能や可用性の問題で影響を受けるユーザー数などを予測できる。この情報を参考にすると、日本コンピュウェアでは「IT部門は実際のビジネスインパクトにもと基づいた問題に対する優先順位付けと解決を行えるため、アプリケーションサービスをより効果的に管理できる」としている。
また、Vantageは、VoIPアプリケーションとほかのアプリケーションを比べ、VoIPサービスの総合的な稼働状況を把握し、音質の低下しているVoIP通話の数などを表示する。