フォーバル(大久保秀夫社長)は4月18日、電子署名や認証を使ったモバイ ル機器のセキュリティ分野に専門事業部「セキュアソリューションディビジョ ン」を設立して参入すると発表した。
今回、フォーバルグループではセキュアモバイルプラットフォーム「FC−mGate」を開発。携帯電話に電子証明書を格納できるようにすると同時にセキュ リティも確保。SSLクライアント認証(暗号化通信)で、電子署名を行えるよ うにした。さらに、プライベート認証局が発行する電子証明書に加え、特定認 証業務の認定を受けた「パブリック認証局」が発行する電子証明書も利用可能 にした。
また、新たに設置した「セキュアソリューションディビジョン」では、フォー バルグループの共通テーマ「安心と安全の提供」を基本に、「PKI(公開鍵認 証基盤)」を用いた電子署名・認証プラットフォームを事業戦略として推進す る。
当初のサービス提供は、フォーバルグループのフォーバルクリエーティブ (金住治社長)が行う。第1弾として、NTTドコモのFOMA903i、703iシリーズのD903、F903、D703に対応した電子署名iアプリと業務アプリケーション連携ゲー トウェイサービス「FC−mGate」を6月に提供開始する。