社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は4月24日、社団法 人、財団法人などの公益法人内でのソフトウェアの違法コピーを防止するため、 全国の約2万6000団体に対して、ソフトウェア管理の実施を呼び掛けるダイレ クトメールを4月20日に発送したと発表した。
ACCSが取り組んでいる、企業や団体でのソフトウェアの不正使用対策の一環 として行ったもの。同協会はこれまでも、ソフトウェア管理を紹介するコンテ ンツ作成や、管理方法を説明するセミナーやキャンペーン、ダイレクトメール の送付を行って実施してきたが、公益法人向けにダイレクトメールを送付する のは今回が初めて。
ダイレクトメールには、ソフトウェア管理手順の簡単な説明を同封したほか、ACCSソフトウェア管理支援サイト「ソフトウェア管理のすすめ」も案内するな ど、実施に向けたアドバイスを提供する体勢も整えた。これを機に、多くの公 益法人にソフトウェア管理を徹底してもらえるよう、今後もソフトウェア管理 の普及啓発と実践の支援活動を続けていく。