ループス・コミュニケーションズは4月26日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)などの設置を検討する企業に向け、運営業務を代行する「コミュニティ総合管理サービス」を開始すると発表した。従来のSNS構築で蓄積したノウハウを応用し、導入コンサルティングや事務局運営、不正利用の監視、活性化促進を行う。
ループスの新サービスではまず、顧客企業が計画するコミュニティサイトの主旨を確認し、最適な利用方法を提案。運営ポリシーの作成や対象ユーザーの行動特性調査、FAQの事前準備、問題処理基準の策定などを手がける。
また運用ポリシーに基づいて、コミュニティサイト内の巡回を実施。目視やツールを組み合わせて問題のある投稿を随時検出、処理する。これに加え事務局としてユーザーからの問い合わせを受け付ける。併せてユーザー対応マニュアルを作成し、緊急通報体制の整備やユーザーとの通信記録の保存も行う。
このほかコミュニティサイトの活性化に向け、公式ブログの開設やコメントの投稿、イベントの企画などを提案する。SNSをはじめ、Q&Aサイト、ブログサービスなど多様なコミュニティサイトに対応するという。