アシストは6月7日、評価/承認プロセスを可視化し、報告書作成までの一連の流れを管理する内部統制の整備・運用評価支援パッケージ「Tosei Vision」の販売活動を開始した。価格は、1法人の基本ライセンスが525万円。
同ソフトウェアは、内部統制の有効性評価における設計と運用の2段階に対応。会社基礎情報、COSOフレームワークに沿った統制目標や統制活動の定義、実担当部署のマッピング、評価計画や評価チェック項目の設定、プロセス別関連文書の登録などの情報を一元管理し、プロセスを可視化することができるという。
Tosei Visionについてアシストでは、業種や業務内容を限定せず幅広い適用が可能であり、多様なプラットフォームに対応し、導入後直ちに利用開始できる容易性、ワークフロー/ワークリストに遂行すべき作業が一覧で提示されることで業務の完全性が確保できることなどを大きな特徴としている。
Tosei Visionを効果的に活用するために、監査法人やコンサルティング会社などの専門家のアドバイスが有益であるため、直販だけではなく、こうしたビジネス・パートナー経由での販売も重視。直販とパートナー経由をあわせて、2008年3月末までの販売目標として2億円を見込む。
韓国UNITECH INFOCOMとプライスウォーターハウスクーパーズ韓国(三逸会計法人)が共同で開発し、韓国では「eXPM-Crystal」という製品名で販売されている。