xfy View Designerで作成したテンプレートを使ってxfy Enterprise Client上から入力した値は、XMLオブジェクトとしてxfy ServerのXMLオブジェクトリポジトリに格納される。そして、このようなXMLオブジェクトは、xfy Serverの利用ユーザー間で共有できる。
XMLオブジェクトリポジトリの内容を検索し、抽出結果を元にグラフや集計表を作成することで、蓄積しているデータを再利用できる。さあ、「第3番:再利用」を奏でよう。
XMLオブジェクトを検索
前回までの「第2番:コンテンツデザイン(その1)(その2)」で示したように、xfyを使うことで次のような営業週間報告書をXMLオブジェクトとして作成できる。同様に、顧客対応状況や品質管理票などもxfyで作成できる。ちなみに、ここに示したXMLオブジェクトの例は、どれも「xfy Enterprise Edition 1.5 Test Drive」にサンプルとして収められているものである。
そして、このようなXMLオブジェクトから特定のものを検索するときには、「XMLオブジェクトリポジトリ操作ツール」を使う。XMLオブジェクトリポジトリ操作ツールでは、検索する方法、条件、対象を指定する。
たとえば、次の例では、[検索]タブで、作成者が“福田 昌弘”であり、xfy Serverの“sampleData”配下にあるXMLオブジェクトのファイルを検索するように指示している。このように指定し[検索]ボタンをクリックすることで、検索結果を得られる。