日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月15日、仮想化技術ベースのシステム開発および保守に特化したソリューション製品「HP VM開発・保守きっと楽々君」の販売を開始した。提供するサーバのモデルが異なる2種類を用意する。5年リース契約時の税込み月額リース料は、25万8216円からとなる。
同ソリューションは、サーバ、OS、仮想化ソフト、ミドルウェア、保守/構築サービスをパッケージ化して提供する。そのため、日本HPでは「開発環境の導入時の工数、コストを削減できる」としている。
4ゲストOSまで同時利用可能な「HP Integrityサーバrx3600」ベースのパッケージと、8ゲストOSまで同時利用可能な「HP Integrityサーバrx6600」ベースのパッケージを用意する。OS「HP-UX 11i v2 Foundation OE」と仮想化ソフト「HP Integrity VM」に加え、ミラーリングソフト「MirrorDisk/UX」、パフォーマンス環境測定ソフト「GlancePlus Pack Software」を同梱する。