NECは6月21日、NECグループのCSR(社会的責任)に関する2006年度の取り組みと成果を広く社会に開示するための冊子「NEC CSRダイジェスト2007」を発行した。同冊子では、分り易い7つの重要テーマごとの取り組みの説明、成果に加えて中期目標と2007年度目標を一覧で明示、内容を絞ったより読み易いダイジェストとしての発行の3つが特長となっている
安全/安心なユビキタス社会の実現に貢献するための7つのテーマは、次のとおり。
- 信頼性の高い情報通信インフラの構築
- セキュリティを多面的に確保
- すべての人がデジタル社会の恩恵を享受
- 気候変動(地球温暖化)への対応と環境保全
- リスクマネジメントとコンプライアンスの強化
- お客さまとの信頼関係の構築
- 働きやすい職場づくりとグローバルな人材育成
IT、ネットワーク、半導体を事業の柱としているNECにとって、優先して取り組むべき社会の課題は「安全で安心なユビキタス社会の実現」。その実現に向け、特に重要で優先度の高い7つのテーマを選定し、その取り組みを報告している。
また、CSR推進活動の成果と中期目標と2007年度目標では、CSRの取り組みをPDCA(Plan-Do-Check-Action)のサイクルで管理し、着実な実行と改善を行う。