ファイル圧縮ソフト「+Lhaca」に脆弱性、XPでバックドアを開く可能性も

吉澤亨史

2007-06-26 22:35

 シマンテックは6月26日、圧縮形式のLZHファイルに注意を呼びかけるセキュリティ情報を発表した。これは、6月22日に日本のユーザーから提出されたLZHファイルに、疑わしい点が明らかになったというもの。

 提出されたファイルを検証したところ、複数のNOPスレッド、シェルコードに似たコードブロック、暗号解読用コード、エンコードされた実行ファイルが圧縮ファイル自体に入っており、ファイルフォーマットを悪用する際に必要な構成要素のすべてが含まれていることが判明した。

 さらに、Symantec Security Responseチームに所属する末長政樹氏が行った初期分析により、少なくともファイル圧縮ソフト「+Lhaca デラックス版バージョン1.20」が脆弱性を持つことが明らかになった。日本語版Windows XP上で前述のLZHファイルが実行された場合、WindowsのSystemsフォルダにバックドアが開く可能性がある。また、別のLZHアーカイブも放出される。

 シマンテックセキュリティレスポンスでは、引き続き関連情報を監視するとともに、必要に応じて最新情報やセキュリティ情報を提供するとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]