ジャストシステムは7月20日、XMLアプリケーションプラットフォーム「xfy Enterprise Edition 1.5」の大規模ユーザー向けに、高可用性と安定稼働を目的としたサーバ多重化構成を可能にする「xfy Enterprise Edition 1.5 サーバー多重化オプション」の提供を開始すると発表した。
合わせて、「xfy Enterprise Edition 1.5」が、従来のLinuxサーバーに加えてWindows Server 2003 R2に対応したことも発表している。
「xfy Enterprise Edition 1.5」は、XMLを利用した情報の再利用と一元管理を可能にするXMLアプリケーション開発の基盤環境と、クライアント実行環境を統合的に提供する製品。
同社では、今回の「サーバー多重化オプション」の発売により、安全かつ安定したXMLデータ活用を望むユーザーのニーズに応えると共に、今後見込まれるXMLデータの爆発的な増加にも対応が可能としている。また、Windows Server 2003 R2への対応により、Windows Serverを導入済みの、より多くの企業における情報活用環境の構築が容易になるとする。
「xfy Enterprise Edition 1.5サーバー多重化オプション」の価格は200万円より。同オプションの利用には、別途「xfy Enterprise Edition 1.5」が必要。