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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

OSS導入の切り札「SpikeSourceコアスタック」の真価に迫る--第5回:「SNS活用ソリューション」

鶴田展之(qnote)

2007-08-06 15:00

昨今、巷では「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」が大流行である。総務省が2005年5月に発表した「2007年3月には1042万人」という予測を上回る勢いで普及が進み、今年5月には、国内最大のSNSサイト「mixi」のユーザ数だけで1000万人を突破。さらに、特定の趣味やコミュニティに特化した小さなSNSも含めれば、SNSの実際のユーザ数はこの数倍に膨れ上がると見てよいだろう。そのような時代の趨勢の中、NECは「SpikeSouceコアスタック」を基盤に、オープンソースSNS「OpenPNE」によるSNSビジネス活用ソリューションを提供する。

ひろがるSNSの適用分野

 SNSの活用例をいくつか挙げてみよう。まず基本的な用途として考えられるのは、社内やパートナー間での情報共有に利用するケースだ。従来のグループウェア的な使い方だが、SNSはよりカジュアルに日常の雑談から利用できるため、スタッフ同士のコミュニケーションの活発化・関係強化に繋げやすく、「気づき」の促進や新しいアイデアの創出といった効果が期待できる。スタッフ間の連携強化は、そのまま企業の競争力強化に繋がるだろう。

 また、SNSをマーケティングに活用することも可能だ。顧客にSNSを開放すれば、企業と顧客、または顧客同士のコミュニケーションを活性化できる。SNSへのアクセスが日常化すれば、企業としては販売機会増による売上向上が期待できるし、顧客同士のコミュニケーションから製品への意見を吸い上げることも可能だろう。もちろん、コミュニケーションの「楽しさ」それ自体が「顧客満足」にもなり得るというのも、SNSの大きな特徴のひとつだ。

OpenPNE

 NECが提供するSNSソリューションの柱が、株式会社手嶋屋が開発する「OpenPNE」である。OpenPNEは、オープンソースソフトウェアとしてソースコードが公開されており、複数のISPで契約者向けSNS開設サービスに利用されている他、既に2万サイト以上の導入実績をもつ。これだけ普及が進んだ最大の要因には、国内最大手SNS「mixi」と極めて近いユーザインターフェースを採用したことが挙げられるだろう。OpenPNEは、mixiに慣れたユーザであれば全く違和感なく使えるため、利用開始にあたっての敷き居を低くできるのだ。

 しかし、ユーザインターフェースが似てはいても、OpenPNEはSNSとしての機能や使いやすさを追求しつつ、あくまでも独自に開発が進められているシステムだ。手嶋屋では、OpenPNEプロジェクトのミッションとして「あらゆる組織・ネットワークに浸透するSNSを作る」ことを掲げており、mixiをはじめとするエンターテイメント系に特化したSNSには無い機能も続々と追加されているのだ。オープンソース方式の開発コミュニティには、NECからも開発者が参加し、特に企業ニーズを踏まえた新機能の開発から修正、テストを行っている。

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