OSS導入の切り札「SpikeSourceコアスタック」の真価に迫る--第5回:「SNS活用ソリューション」 - (page 2)

鶴田展之(qnote)

2007-08-06 15:00

オープンソースならではの連携

 他システムとの連携も、オープンソースソフトウェアであるOpenPNEの大きな利点のひとつだ。ソースコードが公開されたソフトウェア同士であれば、互いの認証機構を統合(シングルサインオン)することも、システム同士を有機的に繋げて相乗効果を狙うことも、比較的容易に実現できる。例えば、マーケティングのソリューションとしてECシステム(osCommerceなど)やCMS(XOOPSなど)とOpenPNEを連携させることが考えられる。具体的には、OpenPNEやCMSによるポータルサイト上に広告を表示してECサイトへ誘導したり、OpenPNEの会員情報を活用してECサイト上でパーソナライズページのサービスを提供したりといった使い方が可能になりそうだ。

SNSのマーケティング活用

SNSのマーケティング活用 ※クリックすると大きい画像を表示します。

 誰もが使いやすいSNSを中心に置くことで、様々なソフトウェア同士を連携させる漠然としたアイデアも、より具体的な輪郭を帯びてくる。OpenPNEとNECのSNSソリューションが実現する未来に、大いに期待したい。

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