日本HP、セキュリティや管理機能を強化した企業向けデスクトップPC2機種5モデルを発売

仲田玲子

2007-09-06 20:33

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は9月6日、Q35 Expressチップセットなどの最新テクノロジーに加え、セキュリティや管理機能を強化した企業向けデスクトップPC「HP Compaq Business Desktop dc7800(dc7800)シリーズ」と、最新のインテルQ33 Expressチップセットを搭載した「HP Compaq Business Desktop dx7400(dx7400)シリーズ」を発売したと発表した。

 dc7800シリーズは固定仕様モデルとカスタマイズモデル、dx7400シリーズはカスタマイズモデルでの提供となる。同日より、日本HPのオンラインストアHP Directplus(http://www.hp.com/jp/directplus/)、HP Directplusコールセンター、HP Directpartner、日本HP販売代理店で販売する。

 dc7800シリーズは「dc7700」シリーズの後継機種で、インテルCore 2 Duo/Quadプロセッサーを採用し、パフォーマンスと省電力性能を大幅に向上した。ネットワーク経由でPCの遠隔一括管理が可能なインテルvProプロセッサー・テクノロジーや、ハードウェアレベルでウィルスやワームからシステムを保護するインテルATM3.0など、最新のセキュリティと管理機能に対応している。

 固定仕様モデルでは、拡張性の高いミニタワー型の「dc7800 MT」、幅100mmの省スペース型の「dc7800 SF」、さらにコンパクトなウルトラスリム型の「dc7800 US」の3タイプをラインアップした。価格はdc7800 MTが16万1700円から、dc7800 SFが12万3900円から、dc7800 USが9万8700円から。カスタマイズモデルの最廉価モデルである「dc7800 US/CT」は、8万8200円からとなっている。

 一方、dx7400シリーズは「dx7300」シリーズの後継となり、インテルCore 2 DuoプロセッサーとDDR2メモリ、シリアルATA対応ハードディスクドライブなど最新のテクノロジーを採用した。拡張性の高いマイクロタワー型の「dx7400 MT/CT」、幅98mmの省スペース型「dx7400 SF/CT」の2タイプの筺体から選択可能。価格はdx7400 MT/CTが8万6100円から、dx7400 SF/CTが7万6650円から。

 なお、dc7800シリーズ、dx7400シリーズともに、Windows VistaとWindows XP Profesionalプリインストールモデルの両方を用意している。

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