NTT東日本およびNTT西日本は10月25日、高度化、大容量化した次世代ネットワーク(NGN)を用いた商用サービスを提供するため、総務大臣に対し活用業務についての認可申請を行った。
両社はNGNを利用し、既存のサービスに加えてより広帯域で品質が確保できる新サービスの提供を目指す。具体的には、クリアな音で通話できる高品質IP電話サービスや、なめらかで自然な動きの広帯域テレビ電話サービス、コンテンツプロバイダーや放送事業者向けハイビジョン品質のユニキャスト通信サービス、マルチキャスト通信サービスなどを検討している。
サービスの開始は認可が下りた後となる。NTT東日本では首都圏の一部、NTT西日本では大阪府の一部から提供開始する予定。2008年3月を目安としている。