KDDI、ISMS適合性評価制度の認証登録範囲を拡大

松田真理(マイカ)

2007-12-05 20:10

 KDDIは11月30日に、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の国際標準規格である「ISO/IEC27001:2005」の認証登録範囲を拡大した。ISO/IEC27001:2005とは、審査登録機関が認証を希望する事業者の適合性を評価する基準のこと。

 同社では、すでに渋谷テクニカルセンター、木場計算センター、技術渉外室、法務部、カスタマーサービス本部など、複数の事業所でISMS認証を取得している。今回、情報セキュリティレベルの向上を図るため、認証登録範囲を全社の約50%に拡大した。

 拡大した登録範囲は、各総支社や事業所、人事部、社員力強化センター、カスタマーサービス本部の一部、au建設本部の各エンジニアリングセンター、コア技術統括本部、FMC事業企画部、ICT事業本部(国際営業/システムソリューション本部を除く)、ケーブル事業推進室、au業務企画部、コンシューマ営業管理部の一部、福岡テレマケーティングセンター、コンシューマ営業本部の各支社。

 今後、同社は認証範囲を段階的に拡大し、2008年度末までに全社でISMS認証の取得を目指すとのことだ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  2. セキュリティ

    経営陣に伝わりづらい「EDR」の必要性、従来型EDRの運用課題を解決するヒントを解説

  3. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    中小企業のDX奮闘記--都市伝説に騙されずに業務改善を実現したAI活用成功譚

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]