米ネットスイート、IPOの入札を開始

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com)
翻訳校正:ラテックス・インターナショナル

2007-12-11 11:58

 入札予定者は準備を怠りなく。NetSuiteは米国時間12月10日に長らく待望されていた新規株式公開(IPO)のオークションを開始した。今回のIPOで同社は9900万ドル以上の調達を見込んでいる。

 NetSuiteのIPOは4つのプロセスからなり、その最初に当たる今回のオークションは早ければ19日の市場が引けた時点で終了する予定である。

 Oracleの最高経営責任者(CEO)として有名なLarry Ellison氏が出資しているオンデマンドアプリケーション企業のNetSuiteは、次に入札情報を使用して最終的な売出価格を設定する。この価格によって株式を購入できる入札者が決定される。

 例えば、ある入札者は1株8ドルで100株、1株10ドルで100株、さらに1株15ドルで100株購入したいとすると、NetSuiteの売出価格が1株10ドルに設定された場合、この入札者は最終的に2500ドルで200株を購入できる可能性がある。

 NetSuiteは先週、価格帯を13〜16ドルに設定したが、最後には入札状況によって最終的な売出価格がこの範囲を上回ったり下回ったりする可能性ももちろんある。

 13ドルの方はいらっしゃいませんか。それでは14ドルの方はいらっしゃいませんか。今度は15ドルの方はいらっしゃいませんか。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ランサムウェア対策をマンガで解説、手口や被害のデータから見る脆弱性放置の危険性とは?

  2. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  3. セキュリティ

    セキュリティリーダー向けガイド--なぜ今XDRとSIEMの違いを理解することが重要なのか

  4. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  5. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]