Secuniaは1月3日、RealNetworksのメディアプレイヤー「RealPlayer 11」にシステムアクセスの脆弱性が存在すると公表した。影響度は、5段階中上から2番目の「Highly critical」。GLEGのEvgeny Legerov氏の報告により明らかになった。
Legerov氏によると、RealPlayer 11にはバッファオーバーフロー脆弱性が存在し、リモートから任意のコードが実行される危険性があるという。
RealPlayer 11 build 6.0.14.748で検証された脆弱性で、Secuniaでは他のRealPlayerのバージョンにも影響が及ぶ可能性も否定できないとしている。なお、執筆時点でRealNetworksから修正パッチは未提供。また、コンセプト実証(PoC:Proof of Concept)も公開されている。
回避策は、信頼できないメディアファイルを開かないこと、信頼されていないウェブサイトをブラウズしないことだ。