編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」

EclipseのEquinoxプロジェクトがミドルウェアに進出

文:Martin LaMonica(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-03-18 16:18

 オープンソースグループEclipse Foundationは米国時間3月17日、Equinox関連プロジェクトの発足を発表した。同グループは開発ツールを扱ってきたが、これによりランタイムソフトウェアに進出する。

 同プロジェクトの活動は開発したアプリケーションを配布するツールの開発を中心としている。たとえば、このソフトウェアを使用することで、IT専門家がJavaアプリケーションをコードすべてではなく、必要な部分だけインストール可能になる。これによりサーバのリソースが節約できる。

 Equinoxランタイムソフトウェアは、OSGi(旧称、Open Services Gateway initiative)と呼ばれる標準を実装する予定である。

 OSGi Allianceによると、このテクノロジは、アプリケーションを小さなコンポーネント群に分割し、配布されると協調して動作することを可能にする標準化された方法をソフトウェア企業に提供するという。

 現行のEclipseプロジェクトの中にもEclipse Communications FrameworkやRich Ajax Platformなどアプリケーションを配布するためのプラットフォームを扱っているものがあり、そうした既存のプロジェクトが今回発表されたEquinoxプロジェクトを支えることになる。

 Eclipseによると、サーバやモバイルなど、多様なオペレーティングシステムやハードウェアにアプリケーションを配布するのに適しているという。

 プログラムとりわけJavaプログラムの設計と開発のためのオープンソース統合開発環境(IDE)としてよく知られるEclipseだが、今回の動きはそこからの大きな転換を意味する。

 EclipseのTony Baer氏はブログ投稿で、OSGiとEquinoxにより、従来一体型になっていたミドルウェアが柔軟かつ使いやすいものになると説明している。

 「EclipseはEquinoxでランタイム分野に踏み込むことになるが、これによりOSGiの潜在能力はきわめて大きくなるだろう。文字通り、アプリケーションを統合するための新しいモデル、調査会社RedMonkのJames Governor氏の言葉を借りれば『スタックレススタック』になるだろう。Governor氏はアプリケーションを動的に組み立てるOSGiモデルをサポートする初期的製品を具体的に挙げている」(Baer氏)

 「スタックレススタックという発想の論理的帰結として、これはわれわれの知っている一体型ミドルウェアの終わりを意味する」

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    【講演資料】Sentinel運用デモ-- ログ収集から脅威の検知・対処まで画面を使って解説します

  2. セキュリティ

    SASEのすべてを1冊で理解、ユースケース、ネットワーキング機能、セキュリティ機能、10の利点

  3. ビジネスアプリケーション

    北海道庁、コロナワクチン接種の予約受付から結果登録まで一気通貫したワークフローを2週間で構築

  4. セキュリティ

    Sentinel運用デモ-- ログ収集から脅威の検知・対処まで画面を使って解説します

  5. セキュリティ

    セキュアなテレワーク推進に欠かせない「ゼロトラスト」、実装で重要な7項目と具体的な対処法

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]