編集部からのお知らせ
オススメ記事選集PDF:MAツールのいま
「これからの企業IT」の記事はこちら

米ヤフー、グーグルの検索広告を試験導入へ

文:Stephen Shankland(CNET News.com) 翻訳校正:編集部

2008-04-10 07:46

UPDATE 米Yahooが自社の検索ページの一部においてGoogleの広告を試用する計画であることを、YahooとGoogleの両社が米国時間4月9日に発表した。この動きは、Yahooが戦略の転換を図る可能性を示唆している。

 Googleの広報担当Daniel Rubin氏は「Yahooはナチュラル検索の結果に関連性の高い広告を表示する検索サービスにおいて、GoogleのAdSenseを試験導入する計画だ。これはあくまでも限定的なテストであって、必ずしもYahooがAdSenseプログラムに参加することを意味するわけではない」と述べている。

 Yahooも本テストの対象範囲は狭いと説明する。「テストは米国のyahoo.comからのトラフィックのみを対象に実施する。Yahooのアフィリエイトやプレミアムパブリッシャーパートナーのネットワークは今回の対象に含まれない。テスト期間は最大2週間とし、対象がYahooの検索クエリの3%を越えないようにする」

 このニュースはThe Wall Street Journalによって最初に報じられた。

 Yahooはこれまで自らの検索広告システム「Panama」に大々的に投資してきた。そのYahooがGoogleの検索関連広告を導入することは、同社が大きな方針転換を図ろうとしていることを意味する。もっとも、Microsoftから買収提案を持ちかけられた今、Yahooはほかの選択肢も真剣に検討しているであろう。

 Microsoftは今回のニュースにすぐさま反応し、GoogleとYahooの提携が独占禁止法に違反するのではないかとの懸念を示した。Microsoftの法務顧問Brad Smith氏は声明で次のように述べている。「YahooとGoogleの両社による合意は、いかなる内容であれ、検索広告市場の90%以上をGoogleが手中に収めることを意味する。MicrosoftによるYahooへの買収提案とは対照的に、これによって市場の競争が大きく損なわれることになる」

 今回のテストには独占禁止規制当局も注目している。Googleは、3月に完了したインターネット広告企業DoubleClickの買収においても、独占禁止当局からの調査を受けた。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法

  2. クラウドコンピューティング

    AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド

  3. セキュリティ

    Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス

  4. セキュリティ

    「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ

  5. クラウドコンピューティング

    データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]