デル、まずまずの回復を示す第1四半期決算を発表

文:Erica Ogg(CNET News.com) 翻訳校正:中村智恵子、福岡洋一 2008年05月30日 13時25分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Dellは米国時間5月29日、2009会計年度第1四半期決算を発表した。予測を大きく上回るというほどではなかったにしても、投資家にとっては心地よい驚きかもしれない。

 同社の第1四半期の売り上げはおよそ160億ドルで前年同期比9%増、1株あたりの利益は38セントで前年同期比12%増となった。

 アナリスト予測では1株あたりの利益34セント、売り上げは154億ドルから162億ドルの間だった。同日の時間外取引で同社の株価は7.5%上昇した。

 商用および消費者向け製品とサービスの成長が業界平均よりも急速で、営業経費を抑えることができた、と同社は述べた。

 世界第2位のPCベンダーである同社は、ノートPCの売り上げでHewlett-Packard(HP)とAcerに後塵を拝したが、この1年で改善をみせた。ノートPCの売り上げは昨年同期と比較して22%増加したが、前四半期からは2%の増加にとどまった。

 Dellは、2009会計年度第1四半期に削減した3700人を含め、この1年で人員7000人を削減した。1年前の計画では8800人を削減することになっていたという。また、買収を通じて約2700人の従業員が新たに加わったことから、結果的に従業員の削減率は5%になったとしている。

 同社の創業者であるMichael Dell氏が最高経営責任者(CEO)に復帰し、最大の競争相手であるHPに打ち負かされた業績の回復を目指す取り組みを始めて1年が経過した。28日に開催された「D6」会議においてDell氏は、小売りや消費者向け製品への集中など、いくつかの大きな潮流に乗り損ねたことを公に認めた。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化