フィリピンでサンが犯した「重い罪」(ZDNet Japanブログより)

若井 直樹

2008-06-02 16:28

 フィリピンでは、CIOやMISマネージャにはコスト・ダウンのプレッシャーがいつもつきまとう。少なくともIT予算のなかでは、PCの買い換え予算とMS Officeのライセンス費がいつもやり玉に挙がる。「Openoffice」を採用する企業も少なくはない。良きにつけ悪しきにつけ、フィリピンではソフトウェアのライセンス費を節約しようという習慣がある。それが高じてこんな間違った選択をして、涙を流す企業も出てきた。

 私が訪問したのは、政府機関の一つと大手製造業だ。彼らが選択したのは、サン・マイクロシステムズ(以下Sun)の「SunRey」を導入したサーバベース・コンピューティングだった。最大の選択理由は。コストだ。対象となるユーザーにWindows版PCを購入しMS Officeのライセンスをユーザー分購入するよりも、SunのサーバとSunRayそれにOpenofficeを採用した方が、コストを抑えられるということだったらしい。……

全文はこちら--「アジアIT通信」

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI を活用した革新的な事例 56 選 課題と解決方法を一挙紹介

  2. ビジネスアプリケーション

    生成 AI の可能性を最大限に引き出すためにできること—AI インフラストラクチャの戦略ガイド

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    調査結果が示す「生成 AI 」活用によるソフトウェア開発の現状、ツール選定のポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]