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新着記事集:「負荷分散」

日本発のQRコードがヨーロッパに本格進出?

文:Natasha Lomas(Silicon.com) 翻訳校正:アークコミュニケーションズ、坂野裕史

2008-06-13 08:00

--QRコード?それってバーコードみたいなもの?

 その通り。QRコードは、正方形の配列を利用して情報を水平方向と垂直方向に符号化するマトリックス型の2Dバーコードなんだ。2次元を使うから、QRコードには、よく使われている類似技術の一次元バーコードより多くの情報を格納できることになる。バーコードはスーパーマーケットのレジで多数採用されているよね。

 2Dバーコードはより多くの情報を埋め込むことができるから、品目レベルのラベル類を付けるだけじゃなく、もっと高度な用途に利用できる可能性があるんだ。

--たとえば?

 URLをまるごと保存しておいて参照させるとか、連絡先に関するすべての詳細を名刺に含めるとかだね。でも、QRコードが本質的に特別なのは、このコードに特定のデータを格納できるからではなくて、格納されているデータにその場ですばやくアクセスできるという考えなんだ。だから、QRコードと携帯電話を組み合わせたら、皆のポケットにQRコードリーダーがあるという世界が現実になる可能性だってある。

--それは確かにすごいね。じゃあQRコードが市場にある唯一の2Dバーコードなの?

 いいや。たくさんの2Dバーコードがある(別の種類の例は下を参照)けど、最も注目を集めているのはQRコードなんだ。QRコードは日本でとても普及していて、携帯電話で情報にアクセスする手軽な手段として、デジカメ付きの携帯と組み合わせて広く使われている、というのが大きな理由だ。何しろQRは、「Quick Response」(クイックレスポンス)を表していることだし。

 QRコードは1994年に、自動車部品の追跡管理のため、デンソーウェーブという日本の企業によって発明された。同社は現在、無料でQRコードを使用することをあらゆる個人と組織に許可している。実際、デンソーウェーブは2Dバーコードのスキャン用ハードウェアとソフトウェアの分野で製品を展開しているから、だれと限らずQRコードを消費してくれることは明らかに歓迎すべきことなんだ。この会社は携帯電話事業には参加していないけど、QRコードが一般の興味を引くようになったのはモバイル製品のおかげだ。

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