日本IBMは7月2日、ポータル構築用ソフトウェアの新製品「IBM WebSphere Portal 6.1」日本語版の出荷を開始した。
新バージョンでは、ポータルを利用するユーザーの生産性向上を目指した「Web 2.0機能」の強化が行われているという。具体的には、ウェブコンテンツに対するXMLを使用した「タグ」を埋め込むことにより関連情報をハイライトや注釈のワンクリックで素早く表示する機能や、Ajaxの導入による画面情報更新のための待ち時間短縮を実現しているという。
そのほか、ユーザーIDの入力頻度をユーザーがアクセスするページの重要度に応じて設定したり、開発者がポータル作成をより容易に行えるようにするための管理ツールのGUI化、デザインテンプレートの追加などが行われている。
IBM WebSphere Portal 6.1の参考価格は、757万9000円 (税別、100VU単位の場合)より。