総合人材サービスのインテリジェンスと中国ビジネスに特化したコンサルティングサービスを手がけるSLG&Partnersは12月18日、中国でのビジネス拡大を目指す日本企業を対象に、2009年1月より中国人技術者の新卒採用支援サービスを開始すると発表した。
同社によると、中国理工系有力大学出身者に特化した新卒採用支援サービスは、人材サービス業界初の試みだという。
対象は、全ての中国理工系有力大学にいる中国人学生となる。上位20校に対しては、個別のヘッドハンティング、就職課やゼミへのアプローチ、採用セミナーの実施代行、応募者への連絡業務などを請け負うという。
インテリジェンスによると、近年中国は技術者の育成環境の整備に力を入れており、理工系大学の卒業生は毎年120万人におよぶという。欧米企業が早期に中国本土での技術者採用を進めてきたのに比べ、日本企業における技術者採用は大幅に立ち遅れているといい、ここを支援するのが狙いである。