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「Safari」にパッチ未公開の脆弱性--機密情報漏洩の恐れも

文:Matthew Broersma(ZDNet.co.uk) 翻訳校正:矢倉美登里、長谷睦

2009-01-15 11:45

 AppleのWindowsおよびMac OS X版「Safari」ブラウザに脆弱性が見つかったと、あるセキュリティ研究者が指摘している。これが悪用された場合、悪意あるウェブサイトからユーザーのハードディスクにあるファイルを盗み読まれる恐れがあるという。

 セキュリティ研究者のBrian Mastenbrook氏が米国時間1月11日に発表した報告によると、この脆弱性はRSSなどのウェブフィードの処理方法に関係したものだが、フィードを利用していないユーザーにも影響するという。フィードとは、ブログ投稿のように頻繁に更新されるコンテンツについて、ユーザーに更新を通知するために使われるデータフォーマットを指す。

 この脆弱性を突けば、パスワードなど、ユーザーのシステム上にある機密情報を読みとることができると、Mastenbrook氏は説明している。WindowsまたはMac OS X 10.5上で使用されているSafariで悪意あるリンクを開くと攻撃が始まる恐れがあるという。10.5以外のバージョンのMac OS Xはこの脆弱性の影響を受けない。

 Mastenbrook氏によれば、Appleはこの脆弱性を認識しているが、パッチの提供時期はまだ示していないという。「私の知る限り、この脆弱性の詳細は公表されていないが、秘密にしたからといって、やる気満々の攻撃者がいないという保証にはならない」とMastenbrook氏は報告に書いている。

 とりあえずの対策として、Mac OS Xユーザーにはフィードを読むのにSafari以外のアプリケーションを使用するようシステム設定を変更する方法がある。だが、Mac OSの既存の機能を利用してフィードリーダーの設定を変えるだけでは、Safariとフィードを厳密に切り離すことはできないとMastenbrook氏は指摘する。

 13日の投稿でMastenbrook氏は、対策として「RCDefaultApp」などサードパーティー製アプリケーションの使用を勧めている。

 Windows版Safariユーザーが取れる現時点で唯一の対策は、別のブラウザを使用することだとMastenbrook氏は述べている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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