Microsoftは来週のMix ’09展示会で予定している開発者を対象にした一連の発表に向けてエンジンをかけはじめた。
米国時間3月12日、Microsoftは4月の「Live Framework」ソフトウェア開発キット(SDK)のCommunity Technology Preview(CTP)リリースと「Live Framework Tools for Visual Studio」のダウンロードを提供し始めた。
Live Framework CTPには「Live Servicesを使って迅速にリッチで接続されたデータ共有アプリケーションを構築するために必要なものがすべて含まれている。」このCTPは特に開発者がアプリケーションとサービスを「Live Meshに対応させる」ために設計されている。
この4月のCTPでは他の新機能のなかでも特に、「Windows 7」と「Internet Explorer 8(IE8)」へのサポートを追加していると、Live Frameworkのブログは述べている。
一方で、MeshとSilverlightアプリケーションをどのようにしてオフライン化できるのか、Microsoftが来週のMix展示会で明らかにする可能性があるとの憶測も出ている。
2008年10月のProfessional Developers Conferenceでは、Meshチームがウェブアプリケーションは「ブラウザのフレームから開放され、オフラインとする」ことができるという発想を宣伝していた。Microsoft幹部はこのコンセプトをPDCにおいて筆者に以下のように説明している。
「開発者はSilverlightアプリケーションを『見えない』Internet Explorerのカバーで覆い、Meshでアプリケーションを発行することが可能となる。Meshシンクロナイゼーションモデルを通して、開発者はアプリケーションを全てのMesh対応のシステムやデバイス上でローカルに動作させることができる。ユーザーが再接続してオンラインとなるとき、これらのローカルのSilverlightアプリは自動的にシンクロする。」
3月18日に幕を開けるMix ‘09は興味深いものとなるはずだ。筆者がカジノなどラスベガスに関連した全てが苦手なことを忘れさせるほど興味深いか?それはどうか・・・しかしそれでも旅をする価値はある。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ