IBMとの合併交渉の決裂が報じられ、米国時間4月6日の株式市場で株価を大幅に下げたSun Microsystemsが、同社首脳陣への支持を表明した。
Reutersの報道によると、Sunは、交渉決裂を認めなかったものの、「自社の首脳陣、成長戦略、株主価値を創出する力を信頼している」ことを明らかにしたという。The Wall Street Journalは、Sun会長のScott McNealy氏が、同社最高経営責任者(CEO)Jonathan Schwartz氏の反対を押し切り、IBMとの取引を破棄したと報じていた。それ以降、Schwartz氏が窮地に立たされている、という推測が高まっていた。
IBMとSunは、合併交渉を数週間にわたり続けてきたと報じられていた。しかし、この交渉は米国時間4月5日、Sunに支払われる金額が原因で決裂した。Sunは近年、1990年代の成功を継続することに苦戦していた。
1株当たり9.40ドルというIBMの提案をSunが拒否したと伝えられた後、同社株価は6日、22%安の6.56ドルで取引を終えた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ