エフセキュア、診療所向けリモートサービスにウイルス対策機能を提供

吉澤亨史

2009-07-02 12:07

 エフセキュアは6月30日、富士フイルムメディカルが診療所向けに提供しているリモートサービス「ACTIVE LINE」に対し、アンチウイルスソリューションの提供を開始したと発表した。

 ACTIVE LINEは、ブロードバンド回線を利用して、診療所に設置された医療用デジタルX線画像診断システム「FCR(Fuji Computed Radiography)」機器の保守点検や、付加価値サービスを提供するもの。各種のサービスは、すべて富士フイルムメディカル内のリモートサービスサーバを経由して提供する。

 エフセキュアがACTIVE LINEに提供するアンチウイルスソリューションは、「エフセキュア クライアント セキュリティ」。パターンファイルをリモートサービスサーバ内の「エフセキュア ポリシー マネージャ」からリアルタイムに自動配布することで、診療所のFCR機器を常に安全な状態に保てるという。

 エフセキュアは、ACTIVE LINEに同社のソリューションが採用された理由の1つとして、簡易インストールパッケージを作成でき、クライアント機器へのインストールに手間がかからない点を挙げている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]