Mozilla Foundationは、同組織が持つ電子ストアのバックエンドの運用を担当しているサードパーティベンダー、GatewayCDIでセキュリティ侵害が起こったことが確認されたのを受け、電子ストアを閉鎖した。
Mozilla Foundationは、同組織がGatewayCDIに対し、秘密情報が漏洩した個人に速やかに通知するよう求めたと述べている。Mozillaは顧客データがどの程度漏洩したかについて、詳しいことは明らかにしていない。
Mozillaは同組織が米国時間8月4日にこのセキュリティ侵害について発見したと述べており、ただちに予防のための手段としてMozilla Storeを閉鎖し、これ以上ユーザーのデータが漏洩しないようにする措置を取ったという。
MozillaはただちにGatewayCDIと連絡を取り、データが漏洩した個人に素早く連絡を取るよう促した。GatewayCDIは現在同社のシステムに対し詳しい調査を行っており、原因とセキュリティ侵害の程度を調べている。影響を受けたMozilla Storeの顧客には、GatewayCDIから直接連絡される予定となっている。
Mozillaはユーザーのプライバシーを重大視しており、ログインの安全性とデータのプライバシーが十分に確認された場合にのみオンラインストアを再開する。
現在Mozilla Storeには、「メンテナンスのため閉店」というお知らせが表示されている。
Mozillaは別のパートナー企業によって管理されている国際オンラインストアについても、予防的な措置として一時的に閉鎖している。
別個に運営されているMozilla Community Storeは影響を受けなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ