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グーグルの次世代検索技術「Caffeine」、検索結果に従来版と若干の違い - (page 2)

文:Rafe Needleman(CNET News) 翻訳校正:編集部

2009-08-12 11:51

 「Health Care Obama」という、より幅広いフレーズで実験したところ、両者の上位2位の結果は同じであった。従来版とテスト版の両方で、検索結果の3位はニュース記事だった。ただし、現行のGoogleではCNNの記事、CaffeineではNew York Timesの記事がそれぞれ表示された。4位以下では、Caffeineの結果は現行のGoogleと大幅に異なっており、「TheHealthCareBlog」や「RealClearPolitics」など比較的知名度の低いソースからの結果が表示された。現行のGoogleでは、最初のページ上で非メインストリームのニュースサイトをソースとする結果は1つだけだった。

 「Nikon d300 review」という製品情報を求めるクエリでは、従来版とベータ版のGoogleにおける結果の相違がより顕著に表れた。ただし、筆者には、新しいベータ版Googleの結果が従来のGoogleより優れているとは思えなかった。

 Googleの幹部によれば、Caffeineは従来のGoogleよりも高速に検索を実行するという。しかし、筆者が行ったちょっとした実験では、両者の速度に違いは感じられなかった。Caffeineと従来のGoogleでは検索結果の数が異なる。しかし、大半のクエリについて、ほとんどの人は検索結果の最初の数ページしか見ないので、検索結果の数とその質の高さの間に、実際的な関連性は何もない。

 筆者が「Google Search」で将来的に実現してほしいと思っていることがあるが、Caffeineではそれは実現されていなかった。それは、「Twitter」などをソースとするリアルタイムな検索結果に対する感度の向上だ。この点では、「Bing」がわずかながら勝っている。Bingでは、Twitterの一部ユーザーのハンドル(例えば「@rafe」)を検索すると、そのユーザーによる最新のTwitter投稿を入手できるからだ。しかし、Twitter経由で入ってくるニュースを組み込む方法を見つけた標準的な検索エンジンは、まだ存在しない。「Facebook gets Twitter-like search」という記事も参照してほしい。

 結論を言おう。Googleが検索品質の向上に努めているのは素晴らしいことだが、Caffeineのテストでこれまでに判明した目に見える変更点は、目を見張らせるようなものではなく、単に興味深いだけのものである。Caffeineは一部の事例では、従来版より若干優れているかもしれないが、品質面での飛躍的な進歩はまだ達成できていないようである。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

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