「Snow Leopard」、マルウェア検出機能を搭載か

文:Tom Espiner(ZDNet UK) 翻訳校正:湯本牧子、長谷睦

2009-08-27 09:54

 米国時間8月28日にリリースされるAppleの次期Mac OS X「Snow Leopard」(バージョン10.6)に、マルウェア対策機能がバンドルされている可能性があることが明らかになった。

 Mac向けセキュリティソフト会社のIntegoは、8月25日付のブログ投稿の中で、複数の報告を根拠に、Snow Leopardにマルウェア検索機能が搭載されている可能性を指摘した。

 Integoはあるスクリーンショットを公開したが、同社によればこれは、Appleのウェブブラウザ「Safari」を介してダウンロードされるファイルを調べ、トロイの木馬を検出するセキュリティ機能の警告画面だという。

 このブログ投稿では、Macの最新の広告がMacを「Windows」PCと比較し、セキュリティ上の優位性を強調している点についても触れている。しかしながら、MicrosoftとApple製品のコードのどちらが比較的安全性が高いかをめぐっては、セキュリティの専門家の間でも以前から意見が分かれており、MacとPCの市場浸透度が異なるため、比較はいっそう難しくなっているとの声もある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. ビジネスアプリケーション

    ITSMの手法を組織全体に拡張、エンタープライズサービス管理(ESM)がもたらすメリット

  5. クラウド基盤

    信頼性と生産性を両立するアプリ環境の構築とは--先進的なIT戦略に取り組むためのガイドブック

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]