レノボ・ジャパンは9月15日、大容量ストレージに対応する中小企業向けタワー型サーバ「ThinkServer TD200」「ThinkServer TD200x」を発表した。
ThinkServer TD200と同TD200xは、Intel Xeon 5500番台を搭載、最大4.8テラバイトのストレージに対応する。また、全モデルでRAID構成に対応するほか、RDXテープストレージも搭載。データバックアップの環境として利用可能だとしている。
ThinkServer TD200は、CPUとしてXeon E5502もしくは5540を選択できる。メモリは最大96GBまで搭載可能で、HDDは最大4テラバイトまで。対応OSはWindows Server 2008やNovellのSUSE Linux Enterprise Server 10などのサーバOSに加え、VMware ESX 3.0と同3.5、ESXi 3.5などの仮想化技術にも対応する。また、管理ツールとしてリモートでのサーバ管理をサポートするIMM(Integrated Management Module)を搭載。一部指定モデルではIMMの上位版のIMM Premiumも利用可能。
ThinkServer TD200xは、CPUをXeon E5502もしくは5520、E5530から選択可能。メモリは最大128GBまで搭載でき、HDD容量は最大4.8テラバイトまで。対応OSはTD200と同様、各種サーバOSのほかVMWare ESX 3.0や同3.5、ESXi 3.5などの仮想化技術にも対応する。管理ツールとしてIMMも提供され、指定モデルではより高度なリモート管理が提供されるIMM Premiumも利用できる。
レノボ・ジャパンは9月1日にも中小企業向けのラックマウントサーバ「ThinkServer RD210」「ThinkServer RD220」を発表していた。