NECビッグローブ、データセンターの空調効率化と省電力化を図る

冨田秀継(編集部)

2009-09-17 00:04

 NECビッグローブは9月16日、BIGLOBEデータセンターで「サーモグラフィ」と「多点温度測定システム」を組み合わせ空調の効率化を図ったことを発表した。LED照明もあわせて導入している。

 今回の施策では、サーモグラフィーカメラでデータセンター内の温度を毎月測定し、温度分布を可視化。高温もしくは過冷却の個所、冷気漏れなどの問題を特定し、サーバおよび空調の最適配置を図っている。

 多点温度測定システムでは、Anywireのシステムを導入。温度測定結果をもとに重要監視ポイントへ温度測定センサーを設置し、データセンター内の主要機器の温度をリアルタイムに監視する。

 また、照明もLEDを導入したほか、人感センサーを設置して人がいるエリアのみ照明を使用。照明に関わる消費電力を70%削減したとしている。

 NECビッグローブでは、サーモグラフィと多点温度測定システムの組み合わせで空調にかかる消費電力を25%削減することを目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. 経営

    プロが教える“使える業務マニュアル”--作成・運用を実現する3つのポイント

  5. セキュリティ

    Microsoft Copilot for Security--DXをまい進する三井物産が選んだ理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]