楽天のネットショッピングモール「楽天市場」のコンテンツ配信でアカマイの「Dymamic Site Solutions」が採用された。アカマイが11月4日に発表した。
楽天市場に出店する約3万の店舗が独自に作成する店舗ページでは、静止画や動画を含めて多数の画像が使用されており、膨大な容量のウェブコンテンツがサーバ上に置かれていた。出店店舗の増加に伴い、スペースや時間を必要とするサーバ増設は行わずに、コストの削減を実現して、安定性と信頼性の高い顧客サービスの提供が課題となっていた。
アカマイのDymamic Site Solutionsを導入することで、システム運用コストの削減を実現しながら、ウェブコンテンツの収納能力を改善して、ウェブサイトの信頼性と安全性の向上を実現できたという。アカマイのサービスが、膨大なトラフィック数とされる楽天市場でも、問題なく適応して、信頼性と安定性の高いシステム運用をサポートしていると、アカマイでは説明している。