楽天市場のコンテンツ配信にアカマイ「Dymamic Site Solutions」採用

田中好伸(編集部)

2009-11-04 13:50

 楽天のネットショッピングモール「楽天市場」のコンテンツ配信でアカマイの「Dymamic Site Solutions」が採用された。アカマイが11月4日に発表した。

 楽天市場に出店する約3万の店舗が独自に作成する店舗ページでは、静止画や動画を含めて多数の画像が使用されており、膨大な容量のウェブコンテンツがサーバ上に置かれていた。出店店舗の増加に伴い、スペースや時間を必要とするサーバ増設は行わずに、コストの削減を実現して、安定性と信頼性の高い顧客サービスの提供が課題となっていた。

 アカマイのDymamic Site Solutionsを導入することで、システム運用コストの削減を実現しながら、ウェブコンテンツの収納能力を改善して、ウェブサイトの信頼性と安全性の向上を実現できたという。アカマイのサービスが、膨大なトラフィック数とされる楽天市場でも、問題なく適応して、信頼性と安定性の高いシステム運用をサポートしていると、アカマイでは説明している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  2. セキュリティ

    マンガでわかる脆弱性“診断”と脆弱性“管理”の違い--セキュリティ体制の強化に脆弱性管理ツールの活用

  3. セキュリティ

    クラウドセキュリティ管理導入による投資収益率(ROI)は264%--米フォレスター調査レポート

  4. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  5. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]