「メリークリスマス」の意味、わかっていますか?--エリック松永の英語道場(38)

エリック松永 2009年12月04日 08時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 What's up man?

 そろそろ街はクリスマス色。華やかな季節ですね。この時期、なぜか山下達郎の「きっと君は来ない……」という歌声が頭の中でリピートします。若き日の甘酸っぱい恋の思い出がよみがえってくるのは私だけではないはずです。その「クリスマス・イブ」が大ヒットしたのは1986年。ん? 一体何年前? 恐ろしいので考えるのはやめましょう。

Meeting イラスト: まつなが みか

 さて、今回はクリスマスについて、グローバルで仕事をするビジネスパーソンにとって大切なことをお話しします。クリスマス気分に少し水をさしてしまうかもしれませんが、しばしお付き合いください。

クリスマスの意味

 日本のクリスマスは宗教的なお祝いではなく、お正月に並んで季節行事のような非宗教的お祝いになっています。仏教徒である私の祖父も、いつも私にクリスマスプレゼントを用意してくれました。しかし、忘れてはいけません。本来クリスマスは、イエスキリストの誕生を祝う宗教的な祝日なのです。

 米大統領Barack Obama氏の就任演説を覚えていらっしゃいますか?

  • We are a nation of Christians and Muslims, Jews and Hindus - and non-believers.
    われわれは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教、それに無宗教者による国家だ。

 およそ80%の国民がキリスト教徒のアメリカですが、単一宗教の国ではありません。キリスト教以外の宗教を尊重し、最近では12月の休みの前に普通に交わされていた「Merry Christmas!」というあいさつも、「Happy Holidays!」という言葉に変わってきたような気がします。

 ここで言う「Holidays」は12月中旬以降を指します。つまり、キリスト教で祝うクリスマスだけでなく、ユダヤ歴でKislevと呼ばれる月の25日から8日間にかけて行われるユダヤ教のお祝い「Hanukah(ハヌカー)」や、アフリカ系アメリカ人のお祝いで12月26日から1月1日まで行われる「Kwanzaa(クワンザ)」なども含まれます。この時期にお祝いしているのはキリスト教だけではないということです。

アメリカ文化に潜む複雑な宗教問題

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算