Microsoftは米国時間12月11日、トロントを拠点にデータセンター管理ソフトウェアを製造する企業Opalis Softwareを買収したと述べた。
Microsoftは、買収金額の詳細は明らかにしなかったが、今回の買収により同社の管理ソフトウェア「System Center」製品ラインの拡充を図ると述べた。Opalisの製品は既に、System Centerや、他の企業の管理ソフトウェアに接続することができる。Microsoftは将来的に、Opalisのソフトウェアの一部をSystem Center自体に追加する計画である。
Microsoftのバイスプレジデントを務めるBrad Anderson氏はブログ投稿で、「今回の買収は、われわれの精力的なデータセンターイニシアチブの遂行において、中枢的な位置づけにあると信じている」と述べた。「この買収により、データセンターの自動化に関するOpalisの高い専門技術が、Microsoft System Centerの物理的および仮想的な統合データセンター管理機能と組み合わされることになる」(Anderson氏のブログ投稿)
Opalisの最高経営責任者(CEO)であるTodd DeLaughter氏は別のブログで、Microsoftは、プロセスの自動化が将来のデータセンターにおける鍵を握るという、自分自身と同じビジョンを持っていると述べた。
Microsoftは10日、医療業界向けのソフトウェアを提供する企業Sentillionを買収すると述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ