スカイアークシステム(スカイアーク)は12月15日、ウェブ社内報作成支援サービス「Solanowa ウェブ社内報」の提供を開始したと発表した。
同社によれば、コスト削減を推進する多くの企業が、紙の社内報を廃止している一方、業績改善に向けた業務効率化や社員の働く意欲の向上が大きな課題となっており、作成や印刷、配布のコストが少ないウェブ社内報へのニーズが高まっているという。
今回、スカイアークが提供する「Solanowa ウェブ社内報」は、ブログシステム「Movable Type」をベースに同社が開発する情報共有システム「SKYARC Solanowa(スカイアーク・ソラノワ) 」を利用して顧客のウェブ社内報作成を代行するもの。低コストでの社内コミュニケーション活性化を支援するという。
Solanowa ウェブ社内報では、企業カラーに合わせたオリジナルのデザインを作成でき、ユーザーは「Microsoft Word 2007」の文書からページ作成が行える。また、アクセス解析やアンケートフォーム機能も実装するほか、画像やファイルのアップロードも容易に行えるという。IPアドレス制限やアクセスコントロール、ベーシック認証といった、ユーザーの利用環境に合わせたセキュリティ設定も可能だ。
同サービスのメニューには、既存のウェブ社内報をシステム化しデータを移行した上で、デザインをリニューアルする「リニューアルプラン」と、新規でウェブ社内報を作成する「新規立ち上げプラン」が2つがある。
価格は、リニューアルプランが200万円より(SKYARC Solanowa Enterpriseの50ユーザーライセンス、データ移行500ページ、デザイン作成、ウェブ社内報構築、操作マニュアル提供を含む)。新規立ち上げプランが150万円より(SKYARC Solanowa Enterpriseの50ユーザーライセンス、デザイン作成、ウェブ社内報構築、操作マニュアル提供を含む)。オプションとして、携帯電話向けサイトを作成し、ウェブ社内報の情報を携帯用サイトに自動的に同期させる追加開発も行うとしている。