インフォテリア、iPhoneコンテンツ配信サービスの最新版を提供開始--XMLインポートが可能に

ZDNet Japan Staff

2010-01-05 17:07

  インフォテリアは1月5日、iPhoneコンテンツ作成、配信、閲覧サービス「Handbook」の最新版「Handbook 1.5」の提供を開始したと発表した。

 Handbookでは、iPhone向けに特化したコンテンツのオーサリング、サーバを使った配信、専用のビューワによる閲覧といった各種の機能を提供している。

 今回のバージョンアップでは、これまで専用のウェブサイトである「Handbook Studio」から直接入力することで作成していたHandbookコンテンツを、XML形式で一括インポートする機能が追加された。これにより、既存のPCや携帯電話向けコンテンツ、企業のデータベース内の既存コンテンツをXML形式に変換することで、Handbookに取り込むことが可能になった。さらに、HandbookコンテンツをXML形式でエクスポートする機能も提供される。これにより、Handbook XML形式を介したコンテンツの柔軟な再利用が可能になるという。

 合わせて、従来のiPhoneおよびiPod touchに加え、PCからHandbookの閲覧を可能にするPC用ビューワの提供も開始されている。

 価格は従来から変更はなく、サーバとして同社運営サイトを利用する通常版が、契約容量500Mバイトごとに月間2万1000円(年契約の場合、年間21万円)。サーバの社内設置を行うライセンス版の場合、Handbook Studioライセンスが189万円。年間保守費用が21万円。オンサイトサポートについては個別見積もりとなっている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「100人100通りの働き方」を目指すサイボウズが、従業員選択制のもとでMacを導入する真の価値

  2. セキュリティ

    「脱VPN」で実現するゼロトラストセキュリティ!VPNの課題を解消し、安全なリモートアクセスを確立

  3. セキュリティ

    最新調査が示すセキュリティ対策の「盲点」とは?|ゼロトラスト、生成AI、サプライチェーンリスクの実態

  4. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  5. セキュリティ

    もはや安全ではないVPN--最新動向に見る「中小企業がランサムウェア被害に遭いやすい」理由

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]