GMO-HS、専用型ホスティングに「仮想化サービス」--Virtuozzo活用

新澤公介(編集部)

2010-02-04 19:51

 GMOホスティング&セキュリティ(GMO-HS)は2月4日、ホスティングブランド「アイル」の専用型ホスティングサービスに、仮想化技術を取り入れた「仮想化サービス」を提供開始した。

 仮想化技術を使って、ウェブやメール、ファイルなど複数のサーバを1台もしくは少数の専用サーバに集約、統合できる。RAID構成の専用サーバに仮想化ソフトウェア「Virtuozzo」を採用しており、サーバの運用効率を最適化する仕組みになっている。同サービスに申し込むと、アイルの24時間電話サポートを無償で利用できるようになるほか、サーバ構築から運用保守までを一貫して提供する「マネージドサービス」(月額2万1000円から)との併用も可能だ。

 ユーザー企業は、これまでアイルで仮想環境を構築するにはソフトウェアライセンスを購入する必要があった。今回の仮想化サービスでは、仮想化ソフトウェアをインストールした状態で提供する。GMO-HSによると、ユーザー企業はサーバの台数増加を抑えられるとともに、ITシステムへの投資コストや運用管理コストの削減を図れるとしている。

 仮想化サービスの価格は、初期費用1万500円で月額5250円(仮想領域数1、IPアドレス2つの場合)から。利用するには、アイルの専用サーバサービス「Quad Xeon SATAプラン」に別途申し込む必要がある。価格は、初期費用9万9800円で、月額4万1980円(回線100Mbpsで1カ月契約の場合)。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]