クラウズと弥生は3月3日、クラウズのICタイムカードシステム「SMARTTIMECARD」と、弥生の「弥生会計」および「弥生給与」との連動が可能になったと発表した。これらの製品を併用すれば、交通費精算や出退勤データ入力などを自動化できるようになる。
SMARTTIMECARDは、交通系ICカードやFeliCa対応の携帯電話などを使用し、リーダーに触れるだけで出退勤の打刻、交通費精算や社員の行動管理などができるタイムカードシステム。ICカードや携帯電話に記録された乗車履歴は、自動的にパソコン上に取り込めるとともに、定期券区間の差し引きや、業務と私用での乗車履歴の振り分けも可能。交通費の2重払いを防ぎ、経費の削減にもつながるという。
このSMARTTIMECARDと、「弥生会計」「弥生給与」が連動できるようになったことにより、両社は「交通費精算データの仕訳データ化、仕訳データの『弥生会計』への取り込み、出退勤打刻データの『弥生給与』へのインポートが自動化され、従来、手作業で行っていた交通費精算と出退勤情報の集計にかかる時間的なコストの削減や、一元管理による大幅な業務効率化を実現できる」としている。