ヴイエムウェアは3月10日、IT環境へ仮想化を導入するための支援策の一環として、日本国内におけるVMware製品対応のアプリケーションを掲載する「VMware対応アプリケーション登録・閲覧サイト」をオープンした。
仮想化を導入する際、企業は業務ソフトウェアからバックアップ、セキュリティなど仮想化環境上でサポートされるアプリケーションについて、製品ごとに販売元に確認することが多く、時間と労力がかかっていた。今回ヴイエムウェアが公開したサイトでは、どのアプリケーションがVMware製品に対応しているか一覧で掲載しているため、対応状況が素早く確認できる。
現在登録されている製品は、すでに国内で販売されている190種類以上の主要製品。今後アプリケーションベンダー各社が直接同サイトにてVMware対応製品を登録することもできる。
同サイトでは現在「VMware vSphere」および「VMware Infrastructure」対応製品が登録されているが、5月までには「VMware View」対応製品も掲載するという。
ヴイエムウェアは、今後日本国内のVMware対応アプリケーションの登録を積極的に推進し、2010年末までに主要なアプリケーションベンダー100社以上の1000製品を登録したいとしている。