NEC、新ワークステーション--小売店舗や医療現場向けに省スペース化

田中好伸(編集部)

2010-04-13 16:00

 NECは4月13日、ワークステーション「SEGUENTE Express5800/50」シリーズの新製品としてスリムタワー型の「Express5800/53La」の販売を始めたことを発表した。従来比22%の省スペース化を実現したとしている。

 従来比22%の省スペース化を実現することで、流通や小売業などの各店舗、医療現場での設置に最適な製品としている。最新の「インテル Core i5/i3 プロセッサー」とコストパフォーマンスに強みを持つ「インテル Pentium プロセッサー」の2モデルを用意、用途に応じたCPUを選択できる。

 また組込機器向け専用OS「Windows Embedded OS」搭載製品も用意している。15年間のライセンス供給であるため、OS切り替えによるシステム評価工数を削減できるとしている。5月下旬の出荷を予定している。

 従来1〜1.5年としてきた出荷期間を3年に延長して、2013年3月までの出荷を保証する。流通や小売、医療など長期供給に対するニーズが強い分野に最適な製品としている。

 税別価格はCore i5搭載モデルが33万6500円、Pentium搭載モデルが19万500円。出荷は4月20日から、としている。

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